calm288768のブログ

放課後等デイサービスCalmの様子を発信していきます

教員を退職して4年!

早いもので高校教員を退職して4年。退職の年の今頃は「退職を迎えたら、さぞかし感慨深いんだろうな」などと思っていましたが、仕事も生活も気持ちも、例年とほとんど変わらず...
退職後は非常勤講師として勤務をしながら「やりたいもの探し」をしながらの生活
その中で見つけ、「やってみよう!」と思ったのが放課後等デイサービス、フリースクール、民間学童保育でした。これから少しでも手助けできれば、という想いから昨年10月にオープンしました。
オープンから今まで、多くの人と出会い、話しを聞き、なんとか支援できたらという想いが今まで以上に強くなりました。


今回は、不登校について考えてみましょう。あるブログにつぎのような投稿がありました。皆さんも読んでみてください。


〈学校に行きたくなかった日々〉
 自分は中学生の時毎日学校に行きたくないと思っていた。それなりに辛かったし何度も行くのをやめようと思ったが、それを親を含めた周りに言うのが恥ずかしかったり馬鹿にされるのが怖かったりして、結局不登校になることはなかった。不登校不登校と、まるで不登校児に問題があるかのように言うが、実はそんな不登校児を生み出してしまう学校の在り方に問題があるのではないか。正直、行かないで幸せに過ごせるなら不登校という選択肢はありだと思う。それすら選べずに苦しんでいる子もいる。


〈不安定だった高校時代の私〉
 高校生のころ私は休みがちなほうで、年で20回近く休んでいた。経済的に厳しい状況にあったため家から学校まで10キロほどの距離を毎日自転車で通学していた。週6で部活がありバイトは禁止の学校だったのに、母からはバイトしろとよく言われていた。部屋で勉強をしているだけで母を避けたということになり叱られることもあった。部活では自分の技術が伸び悩んでいることもあり、家のこと、通学のこと、いろいろなことが重なって私は情緒不安定だった。悲しいこともないのに通学途中に涙がでてきたり、部屋で布団にくるまって泣いたり。朝起きて学校に行ける気分ではないことも多くて休んでいた。家に一人でいる間もずっと一人で泣いていた。
 高校3年生になって担任が変わった。担任は私が自転車で通学するのが嫌で休んでばかりいると思ったらしく、「受験生なんだから休まないようにしなさい」と私に言った。それまでも学校を休んでばかりいることに私自身罪悪感があった。私は学校に行かなきゃと思い、憂鬱な気分の日でも学校に行くようになった。そのかわり自転車をこいでいる間に吐き気をもよおすようになった。実際に吐くことはないが、「おえっ」ってなることもしばしばあった。先生に自分の現状を伝えられなかった私もよくないと思う。うまく伝えられる自信もなかったし理解してもらえないかもしれないと怖かった。だけど私は先生に気づいてほしかった。
 学校に来いと言った先生は正しい。間違っていない。学校に行かなくてはいけないのはわかっているけどいけない。そんな子も多いのではないかと思う。だから私は学校の先生になったとき、ただ学校に来るべきだという意見を押し付けるのではなく、何かほかの理由がある可能性も考え、話を聞き対応したいと思った。


いかがでしたか。やりたいことが見つからない、勉強がわからない、集団生活が苦手、将来が不安、 学校へ行きたいけれど様々な不安や問題があって学校に通うのに迷っている方も多いと思います。Calmでは、そんな悩んでいる生徒のみなさんを手助けしたい!寄り添ってあげたい! そんな思いで教室を開きました。